「隅田川」の覚え方

今日は水道橋宝生能楽堂にて、リレー公演の能「隅田川」の地謡に出演して参りました。

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「隅田川」は難曲なので、先日の別会能が終わった後はずっと「隅田川」の地謡にかかりきりでした。

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この曲の地謡は、節や位取りが難しいのは勿論ですが、浚うにあたってまた別の難題がありました。

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クライマックスの部分で、「南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏」と3回繰り返すフレーズを、シテ、子方、地謡が更に何度も何度も繰り返して謡うのです。

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私は新幹線などで謡を浚う時、非常に小声ながら、つい音に出して謡ってしまうことがあります。

しかしさすがに新幹線車内で「南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏」とブツブツ繰り返していると、隣の人が怪しむでしょう。

下手をすると車掌さんに通報されるかもしれません。。

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頑張って無言で覚えましたが、何となく調子が出ずに覚えるのにいつもより苦労してしまったのでした。。

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明日は2年ぶりに「京大宝生会 仕舞100番舞う会」が開催されます。

今度は仕舞で1日頑張ろうと思います!

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