奥の細道スタート地点

昨日は素盞嗚神社の「桃まつり」を見た後に、千住大橋を渡りました。

渡った地点は橋の北西詰めで、そこには小さな公園があります。

公園にはこんな看板がありました。

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読んでみると、松尾芭蕉が「奥の細道」の旅に出たのが1689年の3月27日(旧暦ですが)

とありました。

この公園訪れた日が3月25日だったので、ちょっと驚きました。

そしてせっかくなので、周囲を少し歩き回ってみました。

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堤防を乗り越える階段があり、そこから隅田川の河原に降りられました。

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河原にはこんなものがありました。

「全国河番付」

そして…

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「全国橋番付」。

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いずれも、「隅田川」と「千住大橋」が行司役になっていました。

確かに目の前の隅田川も、頭上に掛かる千住大橋も、どちらも大きさと風格を兼ね備えた立派な姿です。

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そして、千住大橋の下を見ると、何か小さな橋がかかっているのが見えました。

京都では、平行に流れる”鴨川”と”高瀬川”にかかる橋で「四条大橋」、「四条小橋」と呼び分けられています。

しかしこちらは「千住大橋」の下を横切る「千住小橋」。

なんだか「千住小橋」を応援したくなりました。

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千住小橋を潜った先には、江戸の昔に船が着いた場所という「御上がり場」がありました。

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芭蕉も3月27日の黎明にこの辺りから岸に上がって、北への旅に出たのでしょうか。

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実は恥ずかしながら「奥の細道」を読破したことがないので、今回の御縁で改めて読んでみたいと思っております。

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