松本再始動

今日は先月の松本城薪能以来の久しぶりの松本稽古でした。

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あの松本城薪能前座で見事な仕舞を披露した小中学生の子供達が、3人とも日に焼けた顔を見せてくれて、相変わらず元気に稽古をしました。

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もちろん大人の会員さん達もいらして稽古したのですが、今回は「新しい短めの仕舞を始める人」と「薪能前座で一度出した仕舞を引き続き稽古する人」、更に「前に稽古していた仕舞を再び稽古する人」に分かれました。

これは、次の舞台までの期間が少なめだからなのです。

10月7日の京都澤風会まで約1ヶ月、10月21日の松本澤風会まででも2ヶ月弱しか無い稽古期間です。

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一度出した仕舞を続けて稽古するのは、モチベーションを保つという点では難しいものがあります。

しかし反面、前回の舞台で上手くいかなかった箇所を再び稽古する事で、格段に改善されるという利点もあるのです。

今日は何人もそのように型や謡が劇的に良くなった人がいました。

また、より細かな謡と型の合わせどころなども指摘できたので、同じ仕舞でも2回目はグレードアップして見えるはずです。

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次の京都澤風会と松本澤風会の舞台では、新しい仕舞に挑戦される方はもちろん楽しみですが、2回目の人達のグレードアップした仕舞も大変楽しみになってきました。

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