能楽師に必要なスキル

先日来頑張って番組作りを進めて来た大規模な素人会が、いよいよ始まりました。

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先週は香里能楽堂で西日本大会があり、昨日と今日は水道橋宝生能楽堂で全国大会の申合がありました。

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2日間で能9番と舞囃子30番の申合をいたしました。

これだけの番数が出ると、地謡や装束や作り物や何や彼やで一日中てんてこ舞いです。

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しかし、実地でこれら多くの舞台を経験出来るのは本当に勉強になります。

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この会はもう20年ほど前から参加しているのですが、舞台経験に加えて、番組作りのノウハウや、仕舞や謡の教え方、またワキ方や囃子方や狂言方への依頼や様々な交渉など、たくさんの事を学ばせていただきました。

これらは全て、能楽師に必要なスキルなのです。

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今回も既に現在までの段階で新たな学びが多くありました。

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明日からはいよいよ3日間にわたる本番が始まります。

ハードな日々になると思いますが、精一杯働いて更に色々と勉強させていただきたいと思っております。

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