面白看板 〜居酒屋編〜
無賃乗車のことを「薩摩守」という人は、今はもう殆どいないのではないでしょうか。
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これは「無賃乗車」→「タダ乗り」→「ただのり」→「忠度」→「薩摩守」
という、能「忠度」を知っている人ならば「なるほどね」とニヤリとする連想です。
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前にも書いた気がしますが、日本人はこういった駄洒落が実に好きな民族なのだと思います。
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先日大阪のある町で、下のような看板を見つけました。
これは、「雄鶏屋」→「おんどりや」→「おんどりゃ〜!」
という大阪ならではの駄洒落ですね。
しかも焼き鳥屋さん限定のネーミングかと思ったら、すぐ近くに下のような看板が。
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「海鮮踊り食い」の「踊り」をとって「踊り屋」→「おどりや」→「おどりゃ〜!」
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「おんどりや」も「おどりや」も、河内弁(?)を駆使したネーミングセンスが光ります。
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一方で、こういった駄洒落をあまり使わない土地もあるのです。
先日信州松本で見かけた居酒屋さんの名前は…
「おさけや」
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そして「おさけや」の近くの海鮮居酒屋さんの名前が…
…。
実直で素直な町・松本らしいネーミングですが、ここまでストレートだと逆にツボに入って笑ってしまいました。
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実は今日の投稿にて、このブログが第500回の節目を迎えます。
ここまで続けられたのは、皆様からの暖かいコメントや、稽古場などで頂戴する応援のお言葉のおかげです。
次は1000回目指して頑張って更新して参りますので、どうか今後ともよろしくお願いいたします。