今年の煙も凄かった
今日4月18日は、毎年大山崎稽古場のある宝積寺にて「鬼くすべ」という追儺式に参加させていただいております。
昨年4月17日と18日のブログに詳しく書きましたが、今年なんと1295回を迎えるという大変古い伝統を持つ行事です。
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昨年は境内に咲く佐野藤右衛門さんの枝垂れ桜に迎えられましたが、今年は季節の移ろいが早く、満開の白い藤の花に迎えられました。
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宝積寺に到着すると、先ずは食堂に通されて「筍ご飯」をいただきます。
筍の名産地乙訓にあるお寺だけあって、この「筍ご飯」と「筍のお吸い物」は正に絶品なのです。
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幸せな気分になって、御座敷に移動して裃に着替えます。
御座敷では、「七福神さん」や「鬼さん」達も一緒に着替えていて、着替え終わると記念撮影をすることになっています。
七福神さん。
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鬼さん。
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こちらは本物の山伏さん。
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そして我々「大山崎澤宝会」。
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この後に本堂に移動して、いよいよ「鬼くすべ」が始まるのです。
詳しい模様は昨年のブログをお読みいただきたいと思いますが、今年は昨年にも勝る煙の量で目が痛くなりました。。
開始直後はこんな感じなのが…
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やがてこうなります。
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目は痛くなりましたが、今年も蓬の矢で鬼が払われて、「鬼くすべ」は無事終了しました。
「鶴亀」と「高砂」の謡も無事に奉納出来ました。
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払われた鬼さんと記念撮影。
宝積寺の皆様、大山崎澤宝会の皆様、今年もどうもありがとうございました。