のんびりモードと思いきや
今日は久しぶりの松本稽古でした。
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郁雲会澤風会で舞台に出られた方々と色々思い出話(もう遠い昔のように思えます)をして、新しい仕舞の曲を決めて稽古を始めました。
謡の曲も今日から「嵐山」です。
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何しろ大きな舞台がようやく終わって、暫くは会の予定もありません。
かねて行きたかった、会員さんのされている「鰻屋さん」や「イタリア料理店」などにランチを食べに行く約束をしたりして、なんとなくのんびりとした気分で、余裕を持って稽古出来ました。
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とは言え、私がのんびりしていても会員さん達はやはり熱心です。
「今度の仕舞には、拍子をドン!と強く踏めるような曲がしたいです!」
とか、「桜川と対になる”三井寺”がやってみたいです!」
「○○さんは、秋の松本澤風会で舞囃子をしたら良いですよ!」
「私は秋の京都の澤風会に泊まりがけで行こうと思っています!」
などなど、私が考えなくても次々に新しい曲や楽しみなお話が湧いて出てくるのです。
兼平の子孫かもしれないという会員さんが、澤風会で稽古をしているのが縁でテレビ出演するという話まで出ました。
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本当に松本はおもちゃ箱のような活気溢れる楽しい稽古場だと、改めて思ったのでした。