京大黄金コース
昨日は後期試験期間を挟んでの久しぶりの京大稽古でした。
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現四回生はもう追いコンも終わって、実質OBになっています。
なので事実上最上回生となった現三回生を中心にした稽古体制でした。
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仕舞は新しい曲が多かったのですが、すでに地謡と合わせて稽古している部員も多くいました。
「次は三山です」などと声がかかると、わらわらと何人かが立ち上がって、地謡座に座っていきます。
一度に6人ほど並んでしまったり、地頭を譲り合ったり、この時期特有の少々緩やかな雰囲気の地謡でしたが、難しい曲でも果敢に地謡に挑戦する姿勢はとても良いと思いました。
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稽古の合間には、「今度の関西宝連の舞囃子の件ですが…」「今年出す能の曲の候補ですが、○○は出せますでしょうか…?」「関西宝連で三輪、全宝連で車僧の仕舞を出してもよろしいですか?」などなど矢継ぎ早に質問を受け、いつもながら彼らの前のめりなパワーには圧倒されました。
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そして前向きな稽古だけでなく、楽しいイベントもちゃんと(?)あるようです。
一昨日の2月3日には追いコンがあり、卒業生へのプレゼント贈呈などで盛り上がった後に、二次会として吉田神社の節分祭りに行ったそうです。三次会は勿論京大能楽部BOXです。
それもある意味黄金コースで、大変羨ましく思いました。
二次会の節分祭りの夜店で買った「ピカチュウ」の面を付けた部員が、BOXで仕舞「加茂」を舞って、「ほ〜ろ〜、ほ〜ろ〜」と謡うところを「ピ〜カ〜、ピ〜カ〜」と謡いながら足拍子を踏んでいる動画を見せてくれました。。
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現役稽古の後には若手OB達がやって来て、郁雲会澤風会で出す素謡「大会」の稽古をして、終わると時計は22時半を回っていました。
思えば夜明けと共に東京を出発して、朝10時の大山崎稽古から始まった稽古尽くしの1日でした。
23時頃から現役部員や若手OB達と百万遍に行き、京大宝生会30年来の行きつけの店「なみなみ」で久しぶりに皆とゆっくり話をしながら遅い晩御飯を楽しみました。
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これもまた幸せな「黄金コース」なのでした。