今年も動く若手OB達
1年前の1月終わりに、金沢にて京大宝生会若手OB OGと、その仲間達約30人が集まっての「大稽古会」を開催して、大きな成果がありました。
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皆それぞれ仕事や学業が一番忙しい年回りのメンバーです。
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大稽古会では奇跡的に大勢が集まりましたが、その後はやはりなかなか大人数で集まる機会がありませんでした。
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しかし、その忙しさの中でも若手OB OG達は着実に活動しています。
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一昨日の日曜日の夜に、若手OBの一人からメールが来ました。
「明日の京都稽古に若手OB OGが集まるので、稽古よろしくお願いします」との事。
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そして昨日、紫明荘に代わる新しい京都稽古場のひとつ、「北文化会館」に6人の若手OB OGが来てくれました。
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稽古はとりあえず郁雲会に参加してくれる人の為の謡「大会」と、同じく郁雲会で出る能「巻絹」のツレ、そして仕舞「半蔀クセ」「野守」「歌占キリ」などが中心でした。
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しかし実は今年の後半に再び「大稽古会」を関西で開催する計画があり、その舞台に繋がる「邯鄲」の謡の稽古もいたしました。
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また昨日聞いた話では、昨年の大稽古会の中心だったドイツ在住の若手OBが、今月下旬に一時帰国して、関西OBの重鎮の方の謡稽古を受ける計画などもあるとのこと。
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京大宝生会若手OB OG達は、去年と同様に色々自主的に企画して動いてくれています。
頼もしい人達です。
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私は企画段階ではあまり役に立たないのですが、とにかく稽古を頑張って、その企画が成功する後押しを今年もして参りたいと思います。