寒い松本・熱い稽古
今日は今年初めて松本に稽古に行って参りました。
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松本稽古場としての稽古始めは今月21日なのですが、松本からも郁雲会に能と舞囃子が出るので、その2番の為の稽古だったのです。
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新宿からの特急あずさは今日も新型車両だったのですが、もう昨年末が嘘のように空いていました。
快適な2時間半を過ごして特急が松本平に差し掛かると、遠くに真っ白になった北アルプスが美しく望めました。
松本駅2階から見ると更に大きなアルプスのパノラマが広がっているのですが、天気が良く空気が澄んでいる日には、常念岳という印象的な山の左肩に「槍ヶ岳」がちょこんと見えるのです。
そして今日は…
見えました!
中央が常念岳で、画面左端の近くに、小さな黒い三角形が先端だけのぞいています。
常念岳と槍ヶ岳、いつか登ってみたい山なのです。
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さて外に出ると、13時前なのに気温3℃。
身が引き締まる寒さの中、稽古場の「エムウイング」という綺麗な公民館に向かいました。
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実は2年前の澤風会10周年記念大会の時にも松本から能「竹生島」が出て、やはりエムウイングで稽古をしました。
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広々としたダンススタジオに、椅子を沢山並べて能舞台を作ります。
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本番2ヶ月前というのは、ある意味で最も大変な時期です。
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あらかた出来上がった謡と舞を、今度は細かく修正してより良いものに仕上げていく為の稽古です。
普段は一曲の途中で極力止めないようにしている私が、何度も途中で止めて注意する時期が今なのです。
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外は最高気温3℃という寒さでしたが、広いスタジオに暖房が必要無いくらいの熱のこもった稽古をさせていただきました。
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今回も良い舞台になるように、私も本番までフル稼働で稽古して参りたいと思います。