浴衣会
今日は亀岡で浴衣会がありました。
「浴衣会」。
我々は通常本番の舞台には紋付袴で出演いたします。
それを夏に浴衣や薄手の着物を着て、「稽古のおさらい」の意味も含めて仕舞や謡を発表する舞台を「浴衣会」というのです。
名目上は少々気楽な舞台の筈なのですが、亀岡の皆様は今日もいつもの如く全力投球です。
浴衣で汗をかきかき、稽古の成果を伸び伸びと発揮されました。
先週の浴衣会前の最後の稽古と比べて、仕舞も謡も大変グレードアップした内容でした。
今年のひと際暑い気候の中、皆様相当稽古に励まれたのだと推察いたします。
暑い時期に汗をかきながら稽古して、舞台で更に汗をかくと言うのは、その時はしんどいですが身体には良いことなのだと思います。
この夏もこれからまだ何ヶ所か浴衣会があります。
参加者の皆様にはどうか適切な休憩と水分補給をなされつつ、浴衣を着て良い汗をかいて、今年の猛暑を乗り切っていただきたいと思います。