暑がりなのです

今日は朝から水道橋で月並能の申合だったのですが、家から能楽堂まで移動して着物に着替えただけで汗だくになってしまいました。

私は大変な暑がりなのです。
昔沖縄に行った時に、島の人達がTシャツかアロハシャツに短パン、島ぞうり(ビーチサンダル)でずっと生活しているのを見て、大変羨ましく思ったものです。

伝統芸能に携わる者の端くれとして、四季折々の着物のルールは守ることが当然、と思ってはいるのです。

…しかしながら、昨今の日本の暑さでは、ついつい「ちょっと早いけど浴衣にしようかな…」とか、「暑いからまだ絽の紋付にしたいな…」などと思ってしまいます。

スーツでは夏用の清涼感のある素材が出ているので、紋付にも「見た目は単衣、着心地は絽」のようなものがあれば良いなあ、などと汗を拭きながら考えるのでした。

…あと、手軽に洗える紋付も欲しいものです。

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