謡いまつがい
昨日、いただいたお菓子を食べる時に「かぼちゃ」「くるみ」味と食べて最後に食べたのが下の味でした。
…「どんもーあ」。新しい植物だろうかと思い、その字で検索までしてしまいました。。
ずっと気になって、布団に入っても考えているうちにハッと気がついて一人赤面しました。
最近はまた、メールで「どうもありがとうございません」と送ろうとして、すんでの所で気がつくということもありました。
自らの言語能力に自信が無くなっている今日此の頃です。
謡本においては、元々が難解な上に、記号がまるで読み仮名のようについているので、言い間違いならぬ謡い間違いが起こりがちです。
私の経験したのは、例えば…
・敦盛…敦盛キリの「盛」の部分の横に「トリ」の記号が書いてあり、「熊谷の次郎直実逃さじと追っかけたり。敦トリも〜!」
・紅葉狩…後ワキ「夢の告げと〜」の「告げ」の横に「ステル」の記号があり、「夢のステ〜!」
また、記号も関係無しの謡まつがいとしては、
・右近…キリの「おさまる都の花盛り〜」を「おさまる都の花飾り〜」
すごい所では、
・右近の同じ所で「おさるの都の花盛り〜!」
というのがありました。
その場では、内心ちょっと笑ってしまったりするのですが、そこで謡本の書き方の難しさや、当たり前に謡っている部分の謡いにくさを再認識できたりするのです。
今日のネタのどれかが自分のことだと思われた方は、大変申し訳ありません。
冒頭の私のネタを、よろしければ何処かでお使いくださいませ。
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