2019春の関西宝連無事終了いたしました

昨日になりますが、大江能楽堂にて「第120回京宝連」にあたる関西宝連が盛会のうちに無事終了いたしました。

見所は今回も、本当にたくさんのお客様で熱気に包まれていました。

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舞台に関することも盛りだくさん、終わった後の宴会でも実に様々な出来事がありました。

今日は書いていると夜が明けそうなので、また改めて書かせていただきます。

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特に関西宝連委員の皆さん、色々と取り仕切りお疲れ様でした。ありがとうございました。

おかげ様で素晴らしい舞台でした。

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月の道薪能2019に出演いたしました

今日は熱海サンビーチにて「月の道 薪能」に出演いたしました。

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午後に熱海サンビーチに到着した時には、気温が高くまるで夏のビーチのようでした。


写真右端に橋掛と舞台が見えますが、その向こうの海岸では結構な数の人が波打ち際で水遊びしたり、泳いだりしていました。

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しかし日が落ちると急に冷んやりとして、ちょっと肌寒いくらいの空気になりました。

そしてマリーナに停泊する船の向こう、水平線からは…

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満月が昇ってきたのです。

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最後の演目、薪能「天鼓」は秋の曲です。

地謡に座ってワキ謡「頃は初秋の空なれば…」

と聞いていると、まるで自分が秋の名月の下で舞台にいるような錯覚を覚えたのでした。

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明日から天気が崩れるようなので、昨日今日と外で予定通り薪能が開催されて幸いでした。

令和元年シーズン初の薪能

今日は水道橋宝生能楽堂にて「五雲会」に出演いたしました。

私は正午始めの初番の能「俊成忠度」の地謡を勤めましたが、終わって楽屋での挨拶を済ませるとすぐに水道橋を出ました。

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夜に奈良の「興福寺薪御能」に出演する予定もあったのです。

曲は”三種の神器”のひとつ”草薙の剣”にまつわる能「草薙」。

私はこちらも地謡でした。

私にとっては今年に入って初めての「薪能」です。

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初番の金春流能「羽衣」が終わってから薪に火が入りました。

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そして「草薙」が始まって地謡に座ると、薪の火が靡いて煙の匂いが漂って来ます。

この匂いを嗅ぐと、「ああ、今年もまた薪能シーズンがやって来たなあ」としみじみ実感します。

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煙たいという人もいますが、私はこの薪能特有の煙の匂いはむしろ好きなのです。

ただ、紋付に染み込むので、家に帰って紋付を干すと、翌朝に部屋中が燻されたような香りになるのは少々閉口しますが…。

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そして能「草薙」も無事に終わり、挨拶を済ませるとまたすぐに興福寺を出て、近鉄に飛び乗りました。

一度東京に帰って、明日は改めて今度は熱海の海岸での薪能に出演するのです。

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明日もあの薪の匂いに包まれて、頑張って能「天鼓」の地謡を謡おうと思います。

能楽師も学生もフル回転

今日は大阪の香里能楽堂にて「七宝会」が開催されました。

私は能「藤」と能「天鼓」の地謡を勤めました。

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大阪は朝から良い天気で、初夏を通り越して「夏本番!」というくらいの暑い陽気でした。

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午前中に「藤」の申合があり、午後からの本番で再び「藤」を謡って、更に「天鼓」も謡うと、流石に足が痺れてしまいました。。

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しかも最後に謡った「天鼓」は、前シテの王伯が息子の形見の鼓を打つ場面など非常に難しく力の入る謡が多く、暑さもあって七宝会終了後はスポーツをした後のような疲労感を感じてしまいました。

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しかし今日はまだまだ終わりません。

終了後に「関西宝生流学生連盟自演会」の申合があったのです。

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水曜日に満次郎師に稽古を受けた、3大学合同の半能「高砂」と、それに加えて京大宝生会の舞囃子「船弁慶」と舞囃子「春日龍神」の申合です。

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その申合もなんとか終わり、その後に今度は6月29、30日に京都金剛能楽堂にて開催の「全国宝生流学生連盟京都大会」の実行委員の学生達と打ち合わせをしました。

その間に舞台では、神戸大学の学生達が全宝連に出す舞囃子「小袖曽我」の稽古を満次郎師につけていただいています。

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書いていて訳がわからなくなって来ました。。

とにかく能楽師も学生達も、朝から晩までフル回転だったのです。

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学生達の2つの大きな舞台、

①「関西宝生流学生連盟自演会」

は5月25日土曜日11〜17時に大江能楽堂にて開催。

そして、

②「全国宝生流学生連盟京都大会」

は6月29日土曜日11〜16時、30日日曜日11〜14時に金剛能楽堂にて開催されます。

30日日曜日の15時からは、「全宝連鑑賞能」として能「船弁慶 後之出留之伝」シテ辰巳満次郎 ほか仕舞 も開催されます。

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今日の学生達は、稽古に事務作業にとにかく懸命に動いていました。

それを見ていると、関西宝連と全宝連どちらの舞台も非常に楽しみになって来ました。

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七宝会に始まり、学生達と共に暮れていく暑い1日でした。

うれしい”ご質問”

このホームページには、今まで様々な読者の方から「お問合せ」をいただきました。

昨日もまたそのような「お問合せ」をいただいたのですが、今回はこれまでとは少々違う内容でした。

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“能に関するご質問”という題名で、都内の高校生からの問合せだったのです。

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その生徒さんは、以前小学生の時に夏休みの自由研究で「能楽」を取り上げてくれたそうです。

そしてそれから数年経って、今高校で伝統芸能について調べる課題に取り組んでおり、そこで再び「能楽」を、今度はより深く調べてみたいと考えたそうなのです。

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その後に質問がいくつか箇条書きで書いてありました。

「お忙しい立場だと思いますが、答えていただけるとありがたく思います」と最後に丁寧に書いてありました。

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全く接点のない私に、こうして能楽の事を質問するメールを書くのは大変な事だったと思います。

そして高校生が自発的に能楽に興味を持って調べてくれるとは、本当にありがたいことです。

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先ほど新幹線に乗りながら、早速質問に対するお返事を書かせてもらいました。

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拙い内容の回答ですが、どうか高校の課題に役立ててもらえるとうれしいです。

そして今回の課題で終わることなく、「能楽」に今後もずっと興味を持ち続けてもらいたいと願っております。

3大学合同「高砂」稽古

今日は夜に大阪の香里能楽堂で、土曜日開催の「七宝会」の申合がありました。

私は能「天鼓」の地謡を勤めました。

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その申合が終わって切戸から出ると、楽屋にはたくさんの大学生達が待っていました。

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来たる5月25日には、「第120回京宝連」にあたる「関西宝生流学生能楽連盟自演会」が大江能楽堂にて開催されます。

そして京宝連120回を記念して、京都女子大がシテ、同志社大と京大が混合で地謡を謡う祝言半能「高砂」が演じられるのです。

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今日はその「高砂」を、七宝会申合の後に満次郎師に稽古していただく日だったわけです。

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京女、同志社、京大の学生達が協力して作り上げる「高砂」の舞台。

今日の稽古ではそれぞれの大学を指導する能楽師3人も、同じく協力体制を組みました。

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同志社大を指導する山内崇生さんはワキの謡を。

京女を指導する石黒実都さんは笛の唱歌を。

そして京大を指導する私が太鼓をあしらって、総監督の満次郎師に稽古をつけていただいたのです。

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結果は「大体よろしい」と満次郎師に言っていただけました。

あとは申合を経て、本番までの2週間でより完成度を高めていければと思います。

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「高砂」以外にも、勿論京阪神各大学から多くの仕舞、素謡、舞囃子が出る今回の「関西宝連」。

皆様5月25日には是非京都大江能楽堂にお越しくださいませ。

亀岡の花々〜アヤメ科一番乗り〜

今日は朝から亀岡にて「大本みろく能」に出演いたしました。

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朝一番に舞台の方に向かうと、お濠に鮮やかな紫色が見えました。

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なんと、もう「業平の杜若」が満開になっていたのです。

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2年前と比べると、1週間ほど早いと思われます。

すかさず定点観測で何枚か写真を撮りました。



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そして、アヤメの仲間で一番早く開花するために「イチハツ」と呼ばれる花のことを思い出しました。

杜若がこれだと、もう散っている頃だろうか…と思い、舞台への道の途中にある「イチハツ」のある場所に立ち寄ってみました。

すると…

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なんと「イチハツ」も見頃だったのです。

今年は「アヤメ科アヤメ属開花一番乗り」の座を、杜若とイチハツが争っていたようです。

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舞台がすぐに始まったので他の花を見る余裕は無かったのですが、

遠目に「カザグルマ」らしい花が見えたり、他にも沢山の花々が咲き乱れていました。

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今日は夕方に舞台を無事に終えてからも、最終新幹線ギリギリまで色々な出来事が続いたのですが、それはまた明日以降に。

今は大混雑の最終新幹線のデッキにてこのブログを書いています。

間も無く到着の名古屋で、何とか席を確保するのが大事なミッションなのです。。

三種の神器と能楽

今日から年号が改まり、いよいよ「令和時代」が幕を開けました。

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今朝「剣璽等承継の儀」をテレビで拝見いたしました。

三種の神器のうちの「草薙の剣」と「八尺瓊勾玉」を、テレビカメラ越しとはいえこの眼で見ることが出来るとは、実に感慨深いことでした。

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というのも、「三種の神器」は実は能楽にも深く関わっているのです。

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例えば「草薙の剣」は、能「草薙」においてシテ日本武尊が実際に手に持ち、その神剣の力で東夷を征伐した時の戦いを再現します。

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また「八咫の鏡」と「八尺瓊勾玉」は天照大神の「天の岩戸開き」の時に使われたと言われています。

この岩戸開きの有様が能「三輪」と能「絵馬」の中で詳しく描写されています。

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そして三種の神器は「壇ノ浦の合戦」において、平家と共に一旦海中に沈みます。

それを源義経がすくい上げたのです。

その壇ノ浦の合戦の模様は、能「大原御幸」のシテ建礼門院によって切々と物語られます。

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このように神話の時代や源平合戦での出来事を、我々能楽師は能の中で擬似体験しています。

とは言えそれらは余りにも遥かな昔の出来事で、もしかするとフィクションなのではないかと思ってしまう時もあります。

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しかし今回の「剣璽等承継の儀」で、「三種の神器」がその神性を古のままに保ちつつ、現代まで引き継がれているのを目の当たりに出来ました。

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連綿と継承されて来た「三種の神器」は、能の中の世界が遥か昔に確かに存在していた証のように私には思われて、なにか力強い気持ちになるのです。

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奇しくも今月は「草薙」を2回謡い、「絵馬」に関わるワークショップをする予定があります。

神秘なる「三種の神器」に思いを馳せつつ、新しい令和時代も一層能楽の道に励んで参りたいと思います。

魅力的な司会者

昨日の「杣月会」の宴会でのこと。

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司会の会員さんがとてもユニークな人で、宴会が始まるとすぐに、進行と全く関係無いことを話し始めたのです。

「皆さん。田んぼの”田”という字を思い浮かべてください。

“口”という字の中に二画を加えて出来ている漢字ですね。

それではこれから順番に、”田”と同様に”口”に二画を足して出来る漢字を答えていってください!」

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会場は「えっ、なんだなんだ?」

とややざわつき始めましたが、司会の方は気にせずに「それでは最初の人、どうぞ!」

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すると最初に当てられた司会の隣の席の方が

「えーと、”兄”?」

おお、確かに”田”に二画を加えて出来ています!

皆さん段々と頭が柔らかくなって、

「叶!」

「右!」

「司!」

などなど、意外性のある回答が続出して盛り上がったのでした。

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宴会の進行としてはやや破茶滅茶な部分もありましたが、非常に魅力的な司会だと思いました。

そこで思い出したのが、これまでも色々な会の後席で、同じように大変個性的な司会者が何人かおられたということでした。

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中でも倉本雅先生の「梗風会」の司会者の長本さんという方は、毎年宴会の最後に必ず「謡曲クイズ」という景品付きのクイズ大会を開催されました。

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真面目な内容の「謡曲クイズ」で正解が多かった人から景品を渡していくのですが、そこで一捻りあるのです。

「あなたの景品は”ヨーロッパ旅行”です!」

と言われて、「えっほんと⁉︎」と驚く人に向かって、

「ヨーロッパ旅行、つまり”欧州のたび”です。

景品は”ソックス”。くつ下で〜す!」

という具合に、駄洒落連発で景品を渡して会場を大いに沸かせてくださったのでした。

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私は毎年「梗風会」に呼んでいただく度に、この長本さんのクイズ大会が楽しみだったのです。

昨日の「杣月会」の司会の方も、是非来年以降も同じスタイルで会場を盛り上げてくださると嬉しく思います。

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尤も杣月会会主の土屋師は、大笑いしながらも司会の軌道修正をするのに終始大変そうでしたが。。

第11回杣月会に出演して参りました

今日は矢来能楽堂にて、土屋周子師主宰の「杣月会」に出演して参りました。

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杣月会の皆さん声が堂々として大きいのは以前からすごいと思っておりました。

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今日はまたそれに加えて、会の「雰囲気」にとても感銘を受けました。

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朝から夕方までの1日の会が無事に終わって、我々が着替えや片付けをしている時。

矢来能楽堂のお茶番の方がやはり片付けにいらして、

「今日の会は今迄経験した中で一番気持ち良く働ける会でした。皆さまそれぞれ素晴らしい方ばかりでした」

と気持ちを込めて仰ったのです。

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確かに私も、今日1日の会を通じて土屋師の実に細やかな心配りを感じました。

会員の皆様にも舞台から宴会までとても良くしていただきました。

そしてお茶番の方と同様に、

「こんなに気持ち良く過ごせる会は中々無いなあ」

と思いながら1日の舞台を勤めさせていただいたのです。

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具体的なことを書くと長くなってしまいます。

しかし今日の諸々の事は澤風会でも是非とも参考にさせていただきたいと思います。

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土屋先生、杣月会の皆様、本日は素晴らしい会にお招きいただきまして、誠にありがとうございました。